「欲望の資本主義」

昨晩巡り合わせのように見てしまったNHKの番組「欲望の資本主義」はとても面白かった。米国や日本のみならず、台湾でも資本主義を追求した結果としての「格差」が大きな問題となっている。会社にいたら「成長」は当たり前のように追いもとめるものであり、お金を借りたり出資を受けたら利子や配当という形でお返しするのが当たり前の資本主義の世界。番組に登場するジョセフ・スティグリッツ(ノーベル賞受賞者)のコメント(格差を是正しないかぎり需要は伸びず市場は成長しないなど)も刺激に富んでいてオモシロイが、最高に刺激的なのはチェコの経済学者のトーマス・セドラチェク。社会主義から開放された時に、自由を手にしたと思っていたがそうでもなかったと。本来自由や成長の為の土壌で会った資本主義が、全く逆に会社が成長する為や利子返済の為に自由を犠牲にして働くメカニズムになっている警鐘をならす。借金をするということは未来のエネルギーを現在に消費するということ。「利子は未来の利益のために人を休みなく働かせる」。

際限ない消費への欲望、それを成長という名で追い続ける資本主義の現状。その結果生まれた格差や環境破壊。。。。

この課題はオモシロイ。共産主義や社会主義になるということではなく、Sustainableかつ社会的に正しい発展の形を考えている学者さんの本を買って読んで勉強してみたくなった。

正義を偉そうに語る前に、7つの習慣にある「私的成功〜自己の確立」をするために、正しく働いて稼ぐスキルは当然必要ながら、この湘南塾ではそのスキルを更に社会に役立つものとするにはどうしたらいいかを一緒に考えていきたい。

by Yuichi Ejiri