<大食漢のビジネス回遊録:2016年6月04日>

サラリーマン人生で出会う事のあった二種類のビジネスマン。「外野」と「内野」…多分、野球で正しく例えると「(単なる)観客」と「(試合に出てプレイする)プレイヤー」。組織内には必ず、”あるべき論”や”するべき論”を延々と語るビジネスマンがいる。前職時代にも自部署でない処にいた。特に利害関係はないんだけど、「じゃ~企画して提案して皆を説得して予算を獲得して自分でやってみたらいいじゃない」というと、「それは僕の仕事じゃない」という人種(“観客”)の人達。海外出張や視察あるいは会議には参加するのだけど、決して、自分の”足”や”手”を動かさない、まるで自分は”企画や助言だけします~”なんてことを言う。”プレイヤー”たるビジネスマンは、時に組織から疎外され、関係部署から足蹴にされ、誤解を受け、軋轢を起こしながらも常に前進し続ける。組織が未熟だと指摘され、予算が未達だと叱咤され、他部署から嫌がらせを受けても、現場スタッフを纏め上げながら、なお常に前に進めていけるだけの推進力や実行力が、そこにはある。現実の市場環境を無視して、通り一遍の教科書を読んで机上の空論を語ったり、荒唐無稽なホームランを狙うのではなく、コツコツ、ヒットを重ねて塁を進めて、一点一点、得点していくような芯を持つ駐在員やビジネスマンの方も多いと思う。
ただ、時に、企業で評価され地位を得る人は、”べき論”や”口が達者”な方だったりする。事業目標を追い求め、プレゼンやPPTだけでなく、本質的に最前線で活躍する、そんなビジネスマンや駐在員がもっと評価されるようになればいいな、と切に願う。 by Hagi