<大食漢のビジネス回遊録:2016年10月6日>

『受動的』な人と『能動的』な人。
仕事を新しく始めてもらう人で、何となく二つのタイプに分けて考えることがある。
例えば・・・新しく担当する商品を販売してもらうにあたり、
「商品や品揃えのことが分からないので全部教えてください~!」
「販売チャネルってどういう意味ですか、教えてください~!」
なんて来る人は『受動的』な人。
今の時代、ネットでググれば大抵のことが分かる。にもかかわらず、自分で調べたら分かることを当たり前のように聞いてくる。
一方・・・
「こういう商材投入しようと思いますがどう思います?」
「販路に対しこういう優先度で進めようと考えてますが意見ありますか?」
など常に自分で調べて考えて提案しながら”自動”的に動ける人は『能動的』な人。
小さい企業や限られた人的リソースの海外現地法人だと後者の『能動的』な人を集めるのに苦労するので、如何に両者を戦力にしていくか、を常に考えるようになった。
『能動的』な人は簡単!経験を積ませて、小さい失敗を積み重ねてもらって、自分で考えたことを実践してもらうのみ。方向性や目標は共に協議しながら時間軸を読んで、結果や実行したプロセスを見ながら互いに微修正かけていく。
工夫して対応すべきは『受動的』な人。『能動的』な人とはこちら側のアプローチを変える必要がある。『受動的』な人に「自分で考えてみたら~」とすると、思考停止あるいはループする可能性があるので、まずは行ってもらいたい行動をブロック化して、
①競合他社調査を一日かけて纏め、
②自社商材と他社商材の違いを一日かけて纏め、
③店頭やWebで値段を半日で比較して、
④一緒に二時間使って議論して方向性決めようか、
⑤実行した結果を”こういう表”に纏めてレビュー、
⑥それから一緒に改善策を纏めて次のステップを決めようか
という風にする。
体系化してパターン化してあげると、その中からコツを掴んで、『能動的』に変化する人も実際出てきた。特に海外の現地法人の現場で多い。
昔は『受動的』な人に対して、「なんで能動的になれないの?」なんてことを一方的に言っていたが、小資本の起業で事業をまわしていると、如何に現有戦力のそれぞれの特徴と癖やツボを見抜いて、得意分野を一個一個増やしながら、自信をつけてもらって、思考や行動の”パターン”を掴んでもらうか、考えるようになった。
この二つのタイプ以外に、『無気力』な人や『常に物事を斜めにみて素直に取り組めない』人がいるが、こっちはややこしく、同僚や仲間にしたくないタイプ~(笑)。
「この人は仕事出来ないのかなぁ~」と諦める前に、実は自分がやれてないことが沢山あることや自身の未熟さを最近よく痛感する。