<最近の脳内刺激〜「幸せな一生を送るには?」2016年6月19日>

最近たまたまテレビでも紹介されていたTEDでのスピーチです。75年かけてどんな人が幸せになるかを追跡した結論だそうです。こんな実験をしているなんてすごいなーと関心しました。

結論は、「いい人生を送るために必要なのは富や名声や金ではなくて、友達やコミュニティとの関係性」だそうです。

納得です!

とても面白いスピーチですよ。
by Yuichi Ejiri

(スピーチ紹介文引用)
健康で幸せな一生を送るにはどうすればよいのでしょうか?誰もが名声や経済力が必要だと考えるものですが、精神科医のロバート・ウォールディンガーによるとそれは誤りです。75年間続く成人長期調査の研究責任者であるウォールディンガーは、幸福と満足に関する情報を前例のない規模で得ることができました。 この講演では研究から得られた充実した長い人生を送るための3つの大切な教訓と実用的で言い古されてきた知恵を公開します。

http://www.ted-ja.com/…/what-makes-a-good-life-lessons-from…

<大食漢のビジネス回遊録:2016年6月04日>

サラリーマン人生で出会う事のあった二種類のビジネスマン。「外野」と「内野」…多分、野球で正しく例えると「(単なる)観客」と「(試合に出てプレイする)プレイヤー」。組織内には必ず、”あるべき論”や”するべき論”を延々と語るビジネスマンがいる。前職時代にも自部署でない処にいた。特に利害関係はないんだけど、「じゃ~企画して提案して皆を説得して予算を獲得して自分でやってみたらいいじゃない」というと、「それは僕の仕事じゃない」という人種(“観客”)の人達。海外出張や視察あるいは会議には参加するのだけど、決して、自分の”足”や”手”を動かさない、まるで自分は”企画や助言だけします~”なんてことを言う。”プレイヤー”たるビジネスマンは、時に組織から疎外され、関係部署から足蹴にされ、誤解を受け、軋轢を起こしながらも常に前進し続ける。組織が未熟だと指摘され、予算が未達だと叱咤され、他部署から嫌がらせを受けても、現場スタッフを纏め上げながら、なお常に前に進めていけるだけの推進力や実行力が、そこにはある。現実の市場環境を無視して、通り一遍の教科書を読んで机上の空論を語ったり、荒唐無稽なホームランを狙うのではなく、コツコツ、ヒットを重ねて塁を進めて、一点一点、得点していくような芯を持つ駐在員やビジネスマンの方も多いと思う。
ただ、時に、企業で評価され地位を得る人は、”べき論”や”口が達者”な方だったりする。事業目標を追い求め、プレゼンやPPTだけでなく、本質的に最前線で活躍する、そんなビジネスマンや駐在員がもっと評価されるようになればいいな、と切に願う。 by Hagi

外国企業とは?

過去10年以上、アジア圏に駐在した人間として「駐在員候補の目利き」をお手伝いさせて頂く事がある。
駐在員を送り出す側も、送り出される側も海外での経験が薄いという事で、面談や現場に送り込んでのブートキャンプ方式による評価をさせていただいている。
以前は、海外工場等の立ち上げ、管理要員というニーズが多かったものの、最近では現場でマーケティングを行う、所謂BtoC業務を担う人材へのリクエストが多い。

どんな現場であれ、現地の人間と関わる上では、言語スキルよりも重要なのが「人間としての常識とスキル」なのだが、送り出す側も送り出される側も、あまりにも「人間としての常識とスキル」に欠けている事に唖然とする。
BtoCなら尚更、従業員という最も身近な顧客の目に晒されているのにである。

送り出す側にも、送り出される側にも、かならず聞く事がある。
「本質的に外国企業というのは、どんな存在だと思いますか?」

人事部からすると、送り込めと言われてタスクを実行しているに過ぎないし、駐在員候補からすると、行けと言われているのだから、考えた事すらない。

一面的な評価は避けるべきであるが、経済という観点から外国企業を眺めると、現地(外国)から富を吸い上げ、海外(日本など)へと持ち出すという構造がそこに存在している事を忘れるべきではない。
政治的なプロモーションを差し置いたとしても、中国の反日デモを目の当たりにした際に、改めてその本質を意識したものである。

そんな外国企業という本質を理解した上で、駐在員はどの様な判断を行い、どの様に振る舞うべきなのか。
スキルに傾倒する駐在員教育に対して、湘南塾では、本質を捉え、その上であるべきグローバル人材としての姿を探るための深いディスカッションを繰り広げて行きたいと考えている。
By Kent Ohwada

論語と算盤

学生時代に読んだ「論語と算盤(渋沢栄一著)」を再読する。
渋沢は日本を代表する起業家として知られ、みずほ銀行、東急、王子製紙、キリンビール、サッポロビール等、500以上の多種多様な企業の設立に関わった方である。

「人は何故働くのか?」「企業は何故存在するのか?」
これらの問いかけに対して、著者は「金儲けを通じて社会を良いものにする」という一貫した主張を広げている。アジア固有の価値観である論語が示す理想を、ビジネスという手法で実現に向けた取り組みである。

近年ROEやROI等の指標で企業が測られ、企業はそれら数値目標を達成するために、様々な努力を行っている。
日常的な努力から、道義を超えた努力、法を超えた努力など。

それらの努力は、強いて言えば株主を喜ばせるための数値を達成するためのものでしかない。金儲けですらない。しかも、昨今の粉飾決算やテクニカルな会計処理などを推し進める姿を見ていると、目的を失い、出口の見えないトンネルを高速で走り続けるしかない企業の悲鳴が聞こえてくる様だ。

湘南塾では塾生同士の内部の勉強会、公開合宿等を通じ、改めて「何故働くのか?」「企業は何故存在するのか?」という疑問を通じ、あるべきビジネスマンの姿、あるべき企業の姿を追求して行きたい。
By Kent Ohwada

渋沢栄一 論語と算盤
http://www.amazon.co.jp/dp/4044090017